朝夕に太平洋からの海霧が入る季節になりました。夏です。朝は樺戸山系に低い雲が垂れ込めていますがその上は晴れで涼しい南風が穏やかに吹き抜けています。9時の気温はちょうど20度でこの時期としては快適な天気。10機ほどのグライダーと曳航機2機が出動して総発航回数41回。今期最高回数となりました。全体としてはまだまだ低調なものの、一歩一歩回復しつつあります。
7月17日(金) 滑空スポーツ講習会
今日から講師に櫻井玲子氏(日本グライダークラブ)を招き、3日間の予定で「航空安全講習会」が開催されています。
講習内容は、グライダーの危機、失速・スピンのメカニズム及びその兆候と回避など7テーマにわたります。参加された会員諸氏は熱心な講義に聴き入っていました。
この日の天気は晴れ、小笠原高気圧がまだ勢力が弱いこともあってこの時期としては湿度が低く気温のわりに快適です。9時段階の気温が19.2度で南風がやや強めに吹くグライダー日和になりました。


7月11日(土)・12(日)ウィンチ曳航
コロナの影響により海外からの物流が滞り、部品の関係で曳航機の1機が飛べないという状況に加えて、もう1機(橙色の方)も定期点検に入り、飛行機曳航ができない状態になってしてしまいました。
そこで週末のクラブフライトは久々のウィンチ曳航となりました。今シーズン初めてのウィンチ曳航ということで、まずはこの日集まった10名ほどのクラブメンバー総出で、索の点検など入念な準備作業。
3m/sほどの正対風・上昇気流少な目とウインチ日和(?)のコンディションで、鋭い加速と急上昇するウィンチ曳航でのフライトを順番に楽しんでいました。
翌12日(日)は雨天予報が覆り、かえって適度な不安定さが残る大気で4,000ftのサーマルコンディション!予報が悪かったせいか参加者は少なめで、複座機は独占状態。参加者はラッキーでした。
曳航機は次の週末までには復旧しますのでご安心を!




7月4日(土) 運航レポート
午前中はほぼ晴れの天気でフライトが始まりましたが、昼頃からはうっすらと霞がかった空へと移り変わりました。風の方は強めで南西方向から6、7m程と終日吹いていました。
体験搭乗者8名、会員さん8名とこの時期本来の活況を取り戻しつつあります。会員さんの所有機を含めて5機の態勢をとったので、滑空路は離陸の順番を待つグライダーで賑わいを見せました。
上空ではある高度から風が弱くなり逆巻く現象(文字にするとまるで分からないですね...)「ブレーキングウェーブ」が発生し、数機がピンネシリ付近で楽しみました!
6月27日(土) 運航レポート
蝦夷梅雨?の様相でパッとしません。コロナで来道できなかったオーナーがDuoDiscusXLTをようやく組み立てました(昨日)。しかし本日も天候が悪く、オーナーは入念に点検・準備を行っていました。
フライトの方は練習生がおらず、ライセンサーも食指が動かずで、体験飛行のみ雨が降り出す前に行って撤収。



